炭水化物抜きダイエットはお通じに良くない

炭水化物を抜くとお通じが悪化|便の水分が無くなり堅くなる

若い人から年配の人まで、多くの人が行っている炭水化物抜きダイエット。炭水化物をたくさん含むご飯やパン、芋などをを減らすだけで、肉や魚などのおかずは食べても良いダイエット。その手軽さとすぐに効果が現れることから、テレビや雑誌で特集が組まれたことがよくありました。

 

 

炭水化物は糖質と食物繊維に分けることができます。私たち人間は、この炭水化物に含まれる糖質を体内で中性脂肪に作り変えて、体を動かすエネルギーとして利用されます。

 

 

炭水化物の量を減らすことで、作られる中性脂肪の量も減るのでダイエットできるという簡単な仕組みです。確かに、炭水化物を抜くことで、体重はすぐに減り始めます。しかし、抜きすぎてしまうと健康にもお通じにも良くないので注意してください。

 

 

炭水化物が減ると健康を害す

炭水化物に含まれえる糖質は、脳を動かすエネルギーにもなります。そのエネルギーが不足してしまうと、脳の働きが低下し、頭がボーっとして集中力が低下してしまいます。

 

 

また、炭水化物は体を動かすエネルギーにもなるので、不足すると疲れやすくなります。さらに、病気に対する抵抗力もなくなるので、風邪をひくなど体調を崩す日が増えてしまいます。

 

 

年配の方であれば、筋肉も衰えてしまう危険もあります。エネルギーが不足すると、私たちの体は筋肉を分解してエネルギーを作り出そうとするため、筋肉の量が減少します。

 

 

Q.炭水化物の変わりに肉の量を増やしたらどうか?
炭水化物から作られるエネルギーの量はとても多いです。そのエネルギーを肉や脂質で補おうとすると、何キロものお肉を食べる必要があり、とても食べきることはできません。

 

 

炭水化物を抜くとお通じも悪くなる

お通じが悪くなってしまう原因の1つに、便の水分が少ないことがあります。水分が少ない便は、カサカサで硬いので腸の中をスムーズに動けません。このためお通じが悪くなります。

 

 

便秘解消には水分が欠かせないのですが、摂取した水分は体内で吸収されてしまい、大腸に届く量はわずかです。しかし、ご飯は内部の水分を保ったまま大腸に到達するので、便に水分を与えて柔らかくしてくれます。

 

 

また、ご飯のでんぷんの中には『難消化性でんぷん(レジスタントスターチ)』いう成分が含まれています。難消化性でんぷんは、消化されにくいので大腸まで届きます。大腸の中では、食物繊維と同じような働きをするため、便秘を防ぐ効果があります。

 

 

難消化性でんぷんは、脂肪の燃焼も促進するのでダイエットにも効果があると言われています。ちなみに難消化性でんぷんは、冷やされたときに多く作られることがわかっています。

 

 

たとえば、おにぎり(冷えたご飯)やポテトサラダ(冷えたジャガイモ)、かぼちゃサラダ(冷えたかぼちゃ)などがおススメです。

 

 

このように炭水化物は、私たち人間が健康的な生活を送るためには欠かせない栄養素です。大栄養素の1つにもなっていますよね。炭水化物抜きダイエットをするのではなく、炭水化物を摂り過ぎないダイエットを行ってください。

 

 

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