下剤ダイエットはとても危険

下剤ダイエットはとても危険|自然なお通じが無くなることも

下剤で痩せるという噂を聞いたことありませんか?食べたものが脂肪となる前に、すぐに下剤で出してしまえばいくら食べても太らないという理屈らしいのです。もっともらしいことですが、これは嘘なので信じないでください。

 

 

まずは、体の簡単な仕組みを説明します。

 

口から入った食べた物は、胃に送られます。ここで、胃酸と混ざり消化されます。

 

消化された食べ物は小腸に送れます。ここでほとんどの栄養素が吸収されます。

 

残った食べ物のカスは送られます。ここでは、わずかに残った栄養素と水分が吸収されます。

 

大腸の中で水分が吸収されると、固まり、便になって肛門から排泄されます。

 

 

次に下剤の働きを説明します。

 

下剤は、薬の力で大腸を刺激して、動きを無理やり活発にします。そして、溜まった便の排泄を促します。

 

 

つまり、下剤は大腸に溜まっている、消化吸収が終わった食べ物のカスの排泄を促しているだけです。食べ物の栄養素のほとんどは小腸で吸収されているので、体重を減らすことにはつながりません。

 

 

下剤でダイエットが出来ると言われる理由は、大腸の中に残っている便(宿便)や水分が排泄されるので、一時的に体重が減るためでしょうね。

 

 

この事実を知らずに、毎日下剤を飲み続けてしまうと、自然な排便ができなくなってしまいます。体は下剤の成分になれてしまい、下剤の効果が出なくなります。すると、排便できないことに焦り、下剤の量が増えたり、より強い下剤に手を出してしまいます。

 

 

どんどん下剤が無いと排便できない体になり、最後は下剤依存症になってしまいます。下剤依存症になると、むくみが全身に出る、大腸ガンの危険性が高まる、心臓の機能異常など命を危険にさらすことにもなります。

 

 

下剤依存症になってしまったら、もうダイエットどころではありませんよね。下剤をダイエットに利用することは絶対に避けましょう。

 

 

下剤依存症から抜け出すには

もし、すでに下剤が無いと排便できない場合は、すぐに病院に相談してください。できれば便秘外来がある病院が良いですね。

 

 

治療のポイントは、無くなった便意を取り戻すことです。治療方法は病院によって異なりますが、副作用の少ない下剤を使う、食事内容を改善、運動やマッサージなどを行います。

 

 

自力で排便が出来ない人が、いきなり下剤をやめることは難しいので、なるべく体への負担が少ない下剤に変えます。酸化マグネシウムやレシカルボン坐薬などです。

 

 

下剤治療と合わせて食生活の改善を行います。とくに、朝食をしっかり食べるようにします。便の量を増やし大腸の動きを活発にする食物繊維、小腸の動きを活発にするオリーブオイルなどを食事に加えます。

 

 

運動やマッサージも欠かせません。行います。運動やマッサージは、腸の動きを高め、溜まった便やガスを出しやすくします。また、運動によりお腹周りの筋肉が強くなると排便する力も強くなります。

 

 

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